よく米作りは「八十八の手間がかかる」と言います。
「八十八」から「米」という字ができたんだと。
聞いたことありませんか?
ここでは、いつ農業を始めてもいいように!稲作の手順を説明しましょう。
日本の米倉、東北地方を例にとって見ますね。
まず米作りは種籾(たねもみ)選びから始まります。
東北地方では3月ごろに種籾選びをします。
よい種籾を選べば、よい米ができるということですので
選び方が大事になってきます。
よい種籾を選ぶには、塩水に種籾を入れるといいそうです。
中身のつまった良い種籾は、塩水でも沈んでいくということですね。
でもあんまり濃度が高いと全部浮いてしまいます。
だいたい生みたての生卵が表面にぎりぎり浮くくらいの
塩分濃度がよいようです。
同時に田んぼには肥料をまいておきます。
化学肥料は使いすぎると土地がやせてしまうということで、
堆肥を使った有機農法が見直されていますね。
4月になると、苗作りが始まります。
苗床に種籾をまいて、稲の苗を育てるんですね。
東北では保温折衷苗代を使っていましたが、
最近は育苗(いくびょう)ハウスという温室を使うことが増えました。
それからトラクターをつかって田おこしをするのもこのころです。
冬の間に固くなってしまった田んぼの父を、トラクターで耕して柔らかくします。
5月になりますといよいよ田植えの時期です。
田植えの直前に田んぼに水を入れてまたもやトラクターで平らにならします。
これを代かきと言いますね。
そうしたら田植えです。
そのあとはこまめな水の管理と、雑草や害虫対策が続きます。
水の管理は、田んぼに水を入れたり、田んぼから水を抜いたりして行います。
水によって、明け方の低温から稲を守ったり、
また、雑草対策をしたり、養分の補給をしたりします。
雑草や害虫対策として農薬を使うこともありますが、
農薬は人体や環境にとって悪影響のあるものなのでなるべく使いたくありません。
そこで、アイガモを水田に放って、害虫退治をしてもらったりします。

