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酪農は楽農?

楽なわけはありません。
早朝から起きて夜遅くまで牛くんの世話をせねばなりません!

さて。

酪農とは何か知ってますよね。
乳牛を飼って牛乳を生産する農業です。
どこが有名でしょう?
そうですね、やっぱり北海道ですよね。北海道の根釧台地。読めます?
「こんせんだいち」ですよ。
根室の「根」と釧路の「釧」をとって根釧台地。

根釧台地は火山灰地の上、夏に気温が上がりにくいので米ができません。
なぜ夏に気温が上がりにくいのでしょう?
2つ原因を思い出してください・・・・・・思い出しました?
一つは近くを寒流の千島海流が流れているからです。
寒流っていうのは北のほうから流れてきますので冷たいんです。
気温の上がるのを邪魔します。
さらに根釧台地の辺りでは夏に濃霧(海霧)が発生して太陽を隠します。
日照時間が短くなってしまう。
濃霧は、南東からの暖かくて湿った季節風が千島海流の上で冷やされることで発生します。
暖かくて湿った空気が急に冷やされると霧が出ますよね。
冬に息を吐いてみるとわかります。

ということで根釧台地では、涼しい気候が好きな乳牛を飼うことにしました。
しかし根釧台地に農場ができたのは戦後のことです。
戦後、国際連合の機関である世界銀行からお金を借りたりして、
根釧台地に「パイロットファーム(実験農場)」を作りました。
根釧台地といえばパイロットファームで酪農と憶えておきましょう。

酪農といえば関東の栃木や千葉でもさかんです。
しかし関東の酪農と北海道の酪農ではちょっとした違いがあります。
関東の酪農の場合、大消費地が近いので
加工していない牛乳である「生乳」の出荷が多くなっています。
しかし、北海道から大消費地東京は遠いですから、
生乳の出荷は難しいのです。いたみやすいですからね。
だから北海道から東京など大消費地に出荷する場合は
バターやチーズやヨーグルトに加工して出荷することが多くなります。

北海道と関東以外で酪農といえば岩手県ですよね。
岩手県の北上高地。隣には北上盆地と北上川。北上が3つもつくところです。
北上高地では昔は馬を飼っていました。
しかし農業機械の普及などによって日本で馬があまり使われなくなりましたので
馬を飼うのをやめて乳牛に切り替えました。
それで現在は北上高地では酪農がさかんです。

しかしそのとき馬はどうされたのかなぁ・・・
まさか、馬刺し?

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