日本人の食生活って戦後大きく変わっているんですよ。
あ、「戦後」という場合、「太平洋戦争後」という意味ですからね。
歴史の学習をした人ならわかるのでしょうけど。
さて。
戦前の日本人の食生活というと、いわゆる「和食」だったのですけど、
単にメニューが和風っていうだけじゃなかったんです。
あるものを特にたくさん食べていた。
あるものって何でしょう? 日本人の主食ですよ。
そう、お米です。米。ライス。
戦前の日本人はですね~、今よりもずっとたくさんお米を食べていたんです。
どれくらいかというと、食べ物の6割はお米だったんですね。
つまり今よりおかずはずっと少ないんです。
そんなの嫌ですか? でもご飯って美味しいですよ。
食べ物の6割がお米で、そして残りがおかずですけど、
おかずのことを副食物といいますね。お米の主食に対して。
その副食物も今とは大きく違います。
和食というと魚のイメージがあるかもしれませんが、
魚だってそんなにたくさん食べていたわけじゃありません。
肉は言うまでもなく少ない。
となるとどんな栄養が足りなくなりそうですか?
そう、たんぱく質ですよね。
筋肉や皮膚のもとになるたんぱく質。
みんなの体を作るうえで絶対に必要なたんぱく質。
肉はおろか魚もそれほど食べないとなると、たんぱく質は何からとっていたんでしょう?
豆腐や、味噌や、醤油の原料・・・大豆ですね。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質豊富です。
肉や魚の「動物性たんぱく質」に対して大豆は「植物性たんぱく質」ですが。
しかし現代人みたいに肉を食べ過ぎるよりは体によさそうですね。
大豆は頭にもいいらしいですよ。
ということで戦前の日本人は主食のご飯をたっぷり食べて、
おかずは豆やイモ。それから野菜や魚ですね。
とっても健康そうな食生活なんですが、これが戦後に大きく変わります。

